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ファーストソロアルバム発売によせて

この度、初のソロCDをリリースする事が出来ました。

私が演奏家として活動を続ける中で、成し遂げたい願望が3つ有りました。

1つはリサイタルの開催、1つはコンクールでの優勝。そしてもう一つがCDをリリースする事でした。

これまでにリサイタルはジョイント2回、ソロを4回開催する事が出来ました。コンクールは奨励賞2回、優秀賞1回、審査員特別賞1回、2位が2回、そして大賞(優勝)を1回受賞する事が出来ました。

プロ活動25年を迎える今年、最後にやり残したソロCDリリースの夢がようやく叶いました。

これも一重に普段から私をご指導、ご支援、また応援して頂いている皆様のお陰と深く感謝致しております。

これからもより一層努力、精進し、皆様のご期待に添える演奏が出来れば幸いと思います。                2016年6月26日 坂岡裕志

坂岡裕志ファーストソロアルバム「Memory」の聞きどころと曲にまつわるエピソード

収録曲の選択に付いて

神戸市文化振興財団のアートベンチャー企画に私の「音の博物館」が採用され、リサイタルをする事になりました。それと併せてCDも収録したいと思い、当初はリサイタルと同じ曲を、リサイタルで使用する楽器で吹こうと思っていました。また、ブラスアンサンブルバックの曲等も候補に入れていましたが、吹きなれない楽器で音程にも難が有り、いくら神業のワコーレコードさんでも、音程の修正は出来ないと言われ、また、編成が大きくなると費用もかさむ為、ピアノ伴奏のソロだけにする事にしました。リサイタルで演奏する為に曲を練習しているので、せっかくなのでそれを使おうという事になり、リサイタルで演奏するカーナウ、タカーチ、クーパー、テレマンを録音する事にしました。バラのイントロダクションとセレナーデもピアノ伴奏でしたが、その曲はC管のフレンチテューバでリサイタルは演奏する事になっていましたので、B♭管のユーフォニアムで練習したら指使いが違うので、二度手間になる為断念しました。ケンタッキーの変奏曲はリサイタルでは金管アンサンブル伴奏で演奏しますが、ピアノ版の楽譜を石田さんより頂いたので同じ楽器で、収録する事にしました。

これで5曲決まりましたが、後はどうしようかと思った時に、やはり私の思い入れのある曲や、大切なレパートリーを是非収録したいと思い、中澤道子先生に書いて頂いた私のオリジナル曲「ゾイサイト」、松方ホール音楽賞で大賞を受賞したボサンコの「ハートインハート」そして大好きなロブ・アレスの「メモリー」を収録する事に決めました。そして前年のウインドアンサンブル奏第17回定期演奏会で収録したA・リードの「劇的間奏曲 海の情景」を楽団にお願いしてボーナストラックとして入れる事になりました。こうしてプログラムも決まり、無事収録、そして発売へとなりました。

ユーフォニアムの為のラプソディ/ジェームズ・カーナウ作曲

この曲を最初に演奏したのは1991年3月5日のユーフォニアムデビューコンサートでした。

毎年東京で春に開催されているデビューコンサートで我々の少し下の代くらいまでは関西からも参加していました。その時私は目にものもらい(関西ではメバチコと言う麦粒腫)になっており、目が腫れて痒いのと、緊張からか前日眠れず、睡眠不足の大変な体調不良状態でした。

リハーサルで吹いていると、客席に女性が座っており、私の演奏を聴いて「あなた!いいわ!いいわよ~!」と絶賛されていました。誰かいな??とその時は思っていましたが、後でその女性が大房美穂先生だと解り恐縮した思い出が有ります。

また、1994年3月17日に開催したジョイントリサイタルではカナディアンブラスモデルで演奏しました。2002年12月1日には、神戸の市民バンド、神戸ウインドシンフォニカの第9回定期演奏会にゲストとして呼んで頂き、吹奏楽バックで演奏しました。

そして2016年6月26日のリサイタルではキングのフロントベルバリトンホーンで演奏しました。

どの演奏も様々なスタイルで違った顔を覗かせた演奏だったと思います。

2008年の吹奏楽コンクール課題曲の「天馬の道」という曲にこのラプソディと似た旋律が出てきましたので、吹きながら「ニヤリ」としたユーフォニアム奏者も多いのではと思います。
 

テノールホルンとピアノの為のソナタ/イェネ・タカーチ作曲

この曲との出会いは大学時代にレッスンで三宅先生に「こんな曲有るんやけどやって見ないか?」と勧められたのがきっかけでした。当時はどんな曲かよくわからず「なんやケッタイな曲」で終わりましたがその後この曲の収録されたレコードを入手したり、先生がリサイタルで演奏されたのを聞き、興味が湧いたのと、「テノールホルン」をリサイタルで使おうと思ったときにこの曲しかないと思い選曲しました。 また、作曲者名が外国語で「Jenö Takács」と記載されていますが、このスペルでタカーチと読むとは当時は思い付かず、ローマ字読みで「タカクス、タカクス」と読んでいたところ、ある日三宅先生に「これタカーチやで」と教えて頂いた記憶があります。
 

ドニゴール湾/ポール・ラベット・クーパー作曲

この曲は大変優雅で美しく、知人のリサイタルで初めて聞いた時にとても気に入ったのですが、実はそのリサイタルに向かう電車の中で聞いていたバリトン奏者のカトリーナ・マーゼラ氏のCDの中に収録されておりブラスバンドバックの演奏を既に聞いていたのですが、その時は気付かず、後で曲目解説で実はユーフォニアムではなくバリトンホーンの為に書かれたと知り、是非ともリサイタルでは作曲者がイメージしたバリトンホーンで演奏したいと思いました。

ソナタヘ短調/ゲオルク・フィリップ・テレマン作曲

我が母校である大阪芸術大学ユーフォニアム専攻の入試課題曲なっていたこの曲に共感を覚えコンサートで取り上げる芸大出身者も多く、私のリサイタルでは入試当時使用していたの同じ機種のヤマハYEP321Sで演奏したいと思い取り上げました。この曲は初めてピアノ伴奏で演奏したソロ曲でした。入試で初めて伴奏と併せて演奏しました。1楽章は1拍目が休みで2拍目からユーフォニアムは吹き始めますが、3、4と予備拍を振って1拍目にピアノが入る筈なのに、3、4の4拍目でピアノが入ってしまい、最初が吹けなかったのでやりなおした苦い記憶が有ります。

ケンタッキーの我が家の主題による変奏曲/ウィリアム・リマ―作曲(石田忠昭編曲)

この曲は私が中学生の時にクラブの部室で顧問が流していたレコードに収録されており、初めて聞いたユーフォニアムの独奏曲でした。当時音源や情報も少なく、ユーフォニアムも独奏楽器としてあまり認識されていない時代でしたが、この曲のおかげでユーフォニアムもソロが出来るんだと知る事が出来ました。何度も録音を聴き、家にあった木琴で音を取って楽譜を作り練習した思い出の曲です。日本でも1987年に伊藤透氏の編曲による吹奏楽伴奏版がレコーディングされ、楽譜も出版されたことからバンドバックの独奏曲として広まりました。私が聞いたのが1982年か1983年だったので、そのレコードは伊藤透氏の編曲版ではなく、リマ―作曲のオリジナル版だったのかもしれません。この度石田忠昭氏によってピアノ伴奏のユーフォニアムソロ曲として再編曲され、収録しましたが、リサイタルでは金管5重奏とドラムセット伴奏版でも演奏しました。どちらの版もワコーレコードより発売中ですので興味のある方は演奏してみてください。

ゾイサイト/中澤 道子作曲

この曲は1997年10月5日の第1回ソロリサイタルの為に大阪音楽大学の中澤道子先生に書いて頂いた物です。中澤先生の曲との出会いは1991年2月22日の大阪小バス倶楽部第4回定期演奏会でした。この演奏会にはその年卒業した私たちがソロでデビューさせて頂き、またメンバーと一緒にアンサンブルでも出演させていただきました。その年初めて大阪小バス倶楽部が中澤先生に委嘱した「エピドーテ」(5パートダブルキャスト)の初演に参加する機会に恵まれました。以来、次々と発表される中澤先生のユーフォニアム関連の作品を聞き、その泣かせるフレーズの多い中澤ワールドに引き込まれた私は、リサイタルを開催するなら、絶対に中澤先生に曲を書いてもらうと心に決めていました。そして1997年にに委嘱して出来上がったのがこの「ゾイサイト」でした。

この曲にまつわるエピソードとしては、曲名を知らされた時に「え?!マジ?」と思った事です。

実は当時流行っていたアニメの「美少女戦士セーラームーン」にゾイサイトと言う名前の敵キャラが登場していた事、そしてそのゾイサイトが今で言う「おネェキャラ」だったという事です。

また、中澤先生の作品に同じゾイサイトの名前でトロンボーン3本+ユーフォ+テューバの5重奏曲も有ります。

 

ゾイサイト演奏記録

1997年10月5日 坂岡裕志ユーフォニアムリサイタル 甲東ホール 初演

1998年1月25日 加古川音楽協会第7回定期演奏会 加古川ウェルネスパーク音楽ホール

1999年5月9日  第1回万里の長城杯国際音楽コンクール入賞者披露演奏会 ライティホール

2007年6月22日 三木楽器主催 坂岡裕志ユーフォニアムリサイタル  三木楽器開成館

 

坂岡裕志以外の演奏(河野 健による演奏)

2004年2月19日 ユーフォニアムグループGROW第5回定期演奏会 アルカイックホールミニ

 

その他の中澤道子ユーフォニアム関連作品  

「トルマリン」                                                                2ユーフォ&2テューバ

「YOU FOR…」    1991年 中西 勲委嘱                         ソロユーフォ&ピアノ

「ユークラス」     1993年 大阪小バス倶楽部委嘱              2ユーフォ&マリンバ

「パイライト」     1994年 大阪小バス倶楽部委嘱             4ユーフォ

「Sango-珊瑚」  1999年 ACBロウブラスカルテット委嘱      2ユーフォ&2テューバ

「Step21」       2001年 岡部善充委嘱                             ユーフォ&マリンバ

「GROW‘05-2」   2005年 ユーフォニアムグループGrow委嘱 5ユーフォ

「オパール」      20013年 Euph・Tubaカルテット「心色」委嘱 2ユーフォ&2テューバ

中澤道子ホームページ

ハート・イン・ハート/アイヴァー・ボサンコ作曲

この曲との出会いは1995年の管打コンクールの時でした。コンクールが終わって、以前よりCDや楽譜の購入で交流のあった救世軍の隊長さんを訪ねて神田神保町の救世軍本営をた訪ねた時に、そこのショップにあまり普通の楽器屋やCDショップでは見かけないユーフォのソロアルバムを見つけました。それがカナダの救世軍で人望の高かったユーフォニアムの名手、クリス・マレットのCDでした。原題を「Glorious Libaration」(グローリアス・リヴァレーション:栄光の開放)と言い、その後スティーブン・ミードが「ハート・イン・ハート」の題名でCD録音した事により有名になりました。東京からそのまま仕事で九州に向かった夜行バスで繰り返し聞いた中で一番気に入ったのがこの曲でした。早速この曲の楽譜を購入したいと連絡した所、未出版の楽譜とのことでした。しかし、どうしてもこの曲を演奏したい!と熱心に頼んだところ、手書きの楽譜なら有るので、そのコピーを送って頂ける事になりました。ただ、届いたその楽譜はあまりにも汚くて、見づらい物だったので、どうやって浄書しようかと考えていた所、ユーフォ奏者の久米博君がその頃Macの楽譜ソフト「フィナーレ」を購入した所だったので、彼に頼んで浄書してもらいました。この曲は以後、松方ホール音楽賞を始め、入賞した幾つかのコンクールで使用した事も有り思い入れの深い曲となりました。多分本邦初演は私ではないかと思います。

長らくブラスバンド伴奏版しか楽譜が出版されておらず、ピアノ伴奏版を持っているのは私と、ミードから貰ったという外囿祥一郎氏、北海道の竹内広三氏くらいでしたが、近年ピアノ伴奏版も出版されたので、これからドラマチックで魅力的なこの曲を演奏する人も増えて来るのではないでしょうか。

 

ハートインハート演奏記録

1996年10月12日  第9回和歌山音楽コンクール入賞者演奏会   和歌山市民会館小ホール

1997年10月5日    坂岡裕志ユーフォニアムリサイタル   西宮市甲東ホール

2000年2月5日    第3回松方ホール音楽賞受賞式記念コンサート   神戸新聞松方ホール

2007年6月22日   三木楽器主催 坂岡裕志ユーフォニアムリサイタル 三木楽器 開成館

 

コンクールでの使用と賞

1996年8月17日    第6回日本クラシック音楽コンクール大阪地区予選 合格

1996年8月31日     第9回和歌山音楽コンクール 2位

1996年10月13日      第6回日本クラシック音楽コンクール西日本地区本選 優秀賞

1996年12年26日      第6回日本クラシック音楽コンクール全国大会 審査員特別賞

1999年2月10日        第1回万里の長城杯国際音楽コンクール 2位

1999年8月27日        第3回松方ホール音楽賞 大賞

2000年10月1日        第1回大阪国際音楽コンクール 奨励賞

 

公開レッスンでの使用

2003年11月29日 外囿祥一郎 公開レッスン 三木楽器心斎橋スタジオ

2007年11月27日 ブライアン・ボーマン マスタークラス公開レッスン 三木楽器開成館

ハートインハート収録CD

Chris Mallett/CHRIS MALLETT AND FRIENDS(GLORIOUS LIBERATIONのタイトルで収録)1994年

Steven Mead/THE WORLD OF THE EUPHONIUM Volume One polyphonic / QPRZ 014D 1994年

Riki Mcdonnell/From the Heart / ​(GLORIOUS LIBERATIONのタイトルで収録) DOY CD189  2004年

外囿祥一郎/EUPHONIUM DREAM EXTON / OVCL-00120 2013年

坂岡裕志/Memory WAKO / WKCD-0090 2016年

Bastien Baumet/ROMANCE(GLORIOUS LIBERATIONのタイトルで収録)2016年

​新井秀昇/Euphonium a la carte WAKO/WKCD-0139 2021年

メモリー/ロブ・アレス作曲

CDのタイトルとなっているこの曲は1992年に購入したベルギーの軍楽隊のCDに収録されていたもので、その叙情的でロマンチックなメロディーに魅せられた私は早速楽譜を購入し、夜の公園で吹いていました。そこに通りがかったある人が私の音色とそのメロディをとても気に入り、いろいろ話をして、私はよくここで練習しているので、音源をMDにダビングしてプレゼントする約束をしました。そして後日ダビングしたMDを持って何度もその公園に練習に行きましたが、その人とは結局出会えず、音源も渡せないまま20数年が過ぎ去りましたが、数年前偶然に共通の知り合いからフェイスブックで再会することが出来、当時を懐かしく思うとともに出会いの不思議を感じました。楽譜はベルギーの出版社Scherzandoからコンサートバンド・ファンファーレバンド伴奏版が出版されており、何度かバンドバックで演奏したこともありますが、自分でピアノ伴奏に編曲してアンコールで使用したりもしました。と言ってもコンデンススコアの打楽器の部分を除いただけですが、中間部は元々ソロは休みのところを、オブリガートのメロディをソロに持って来ると言う手を加えました。

この曲にはもうひとつエピソードがあり、私の所属する楽団が初のアルバムを作成したときに、色々なパートをフューチャーした曲が何曲かありました。ところがユーフォニアムはと言うと、なんかサーカスマーチのトリオの部分をパラパラ吹く曲(星条旗のピッコロソロみたいなの)が用意されており、別に元々ユーフォで吹く物でもない曲なので、そんナンいやや!それよりもっといい曲があるで!と言ってメモリーをすることにしました。フリューゲルホーンが吹くオブリガート部分を使って途中からは河野君とのユーフォデュオにして収録しました。自分のソロが収録されたCDが発売される、という初めての事で、うれしくなってミクシイなどで宣伝し、(当時はまだフェイスブックは流行っていなかった)友人などからもそのCD聴きたい、欲しいと注文をもらい、仕上がりを楽しみに待っていましたが、出来上がって入手した物を聞いてみると、ラジオの音楽番組のような構成で、DJが色々とコメントや解説を入れながら曲を進めていくもので、とても斬新で面白く、お洒落な物に仕上がっているのですが、エンディングに使用されたメモリーは、最初の私のソロの部分に見事にナレーションが被せられ、デュオの部分になってからナレーションが終わり、中間部のソロのない間奏に入ったところでフェードアウトして終わる、と言った私としてはとても残念なものでしたが、この度ようやく日の目を見ることが出来てとてもうれしく思います。

 

メモリー演奏記録

1994年9月7日   ザ・ブラス・コンソート1994 豊中市立ローズ文化ホール(ブラスアンサンブル伴奏版)

1997年10月5日   坂岡裕志ユーフォニアムリサイタル   西宮市甲東ホール (ピアノ伴奏版)

1998年6月14日   垂水シンフォニックウィンズ第3回定期演奏会 レバンテホール (吹奏楽伴奏版) 

1998年7月18日   区民の音楽の広場  レバンテホール(吹奏楽伴奏版)

2002年12月1日   神戸ウィンドシンフォニカ第9回定期演奏会 神戸文化中ホール (吹奏楽伴奏版)

2003年9月6日  坂岡裕志&有紀子結婚式披露宴 神戸VandV (ピアノ伴奏版)

2004年1月10日  2004 Euphキャンプ in AWAJIイヴニングコンサート 淡路文化会館 (ピアノ伴奏版)

2007年6月22日  三木楽器主催 坂岡裕志ユーフォニアムリサイタル 三木楽器 開成館 (ピアノ伴奏版)

2008年12月3日  トワイライトコンサート ヒルトンプラザ東館一階アトリウム(Duo・ピアノ伴奏版)

2010年3月13日   坂岡裕志&曽我香織Duoライブ   Cafe・Bar&Music Alive Well(Duo・ピアノ伴奏版)

ボーナストラック 劇的間奏曲「海の情景」/アルフレッド・リード作曲

アルフレッドリード唯一のユーフォニアム独奏曲であるこの曲は2005年11月3日に神戸文化大ホールで開催された第78回神戸市吹奏楽祭で演奏しました。神戸市では春と秋に吹奏楽際を開催しており、市内のスクールバンドや一般バンドが出演していますが、数年前から秋の吹奏楽際では神戸市出身のプロ奏者をゲストに招いており、その年は私が出演しました。その年は吹奏楽の偉大な作曲家、アルフレッドリード氏が亡くなった年で、氏を偲んでの意味もあり、この曲を演奏しました。時は流れ、2015年、数年前から始まったウインドアンサンブル奏「アルフレッド・リード・ツィクルス」第3弾としての第17回定期演奏会が西宮市のアミティホールで開催されることとなり、西宮在住の私がこの曲でソロを吹くことになりました。折りしもリード没後10年、そして日本時間での命日となる9月18日の事でした。

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